焚き火は見るだけじゃない⁈ダグの焚き火缶を使用するメリット・デメリットとは
自然のなかで家族や友人とキャンプを楽しむ時間は最高ですよね。皆さんはキャンプをどのように楽しんでいますか?
日中は夏なら川遊びしたり、アクティビティをして体を動かしたり、のんびり自然を眺めたり…。
夜になれば、星空を眺めたり、テントの中でゆっくりしたり、焚き火をしたり、と楽しみ方はたくさんありますよね。
その中でも今回は、キャンプ歴13年の筆者が約10年間使っている焚き火を最大限活用して楽しめるキャンプ道具「ダグ DUG 焚火缶 3点セット」を紹介します。
「焚き火に使える大型の鍋を探している」「焚き火だけじゃなくガスもOKな鍋はないのかな」とキャンプ用の鍋を探している方はぜひ参考にしてみてください。
本記事を最後まで読めばダグの焚火缶のメリットやデメリットについてより具体的に理解できるでしょう。
ダグ焚き火缶のメリットは5つ
さっそく、ダグ焚き火缶を約10年使用して気づいたメリットを紹介していきます。
ダグ焚き火缶のメリットは大きく5つ。
- シンプルで無駄のないデザイン
- 密閉性も高く、高機能なフタ
- 軽くてスタッキング可能
- 用途に合わせて使い分けれる
- 値段がお手頃
シンプルで無駄のないデザイン
ダグの焚き火缶はあまり知られていませんが、100年を超える歴史のあるイギリス製スタッキングクッカー「HOTTON社のビリー缶」を参考に作られています。
とにかくシンプルで使いやすく、使えば使い込むほど味が増す焚き火缶です。
密閉性も高く高機能なフタ
ダグには開け閉めがしやすい折りたたみ式のハンドル付きのフタもついてきます。
フタがあることで、鍋でお湯を沸かしている最中も飛んでくる焚き火の灰もしっかり防いでくれます。
また、フタとして使用する以外にも、フライパンとして使用したり、お皿の代わりにもなったりするのでキャンプには便利な道具と言えるでしょう。
軽くてスタッキング可能
ダグの焚き火缶は軽くてスタッキング性も高いので収納に場所をとりません。
ダグ焚火缶の本体はアルミニウム、取手はステンレスでできており、大きさの割にとても軽いのも特徴です。
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Sサイズの本体117g、蓋71g
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Mサイズの本体150g、蓋78g
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Lサイズの本体203g、蓋103g
すべて合わせても722gととても軽量です。
用途に合わせて使い分けられる
このダグ焚火缶にはS、M、Lの3つのサイズがあります。
Sの本体容量は1160ml、Mは1880ml、Lは2960mlです。
3サイズの使い方は自分のアウトドアスタイルに合わせて、さまざまな使い方ができます。ここでは実際に私の使い方をご紹介します。
実際の使用例<S>
まず、Sサイズはガス火専用の鍋として使っています。
味噌汁やラーメンなど簡単にできる料理をつくる時に使うのがおすすめです。キャンプ撤収日など時間がないときの朝に手早く作れる料理にもいいでしょう。
ちなみにSサイズはイワタニ のジュニアコンパクトバーナーにもピッタリサイズ。
大きな鍋をコンパクトバーナーに乗せると、ボンベの上をなべ底が覆ってしまい、最悪の場合ガス缶が爆発してしまうことも考えられます。
ダグ焚火缶のSサイズであれば、そのような心配もなく、安心して使用できるでしょう。
実際の使用例<M>
Mサイズは主に焚火用として使っています。
カレーやシチューなどの煮込み料理から、焼きそばや野菜炒めなどの炒め物などなんでも使っています。
炒め物をすると少しこびりついてしまうので、汁物、煮物などの調理が向いているでしょう。
実際の使用例<L>
Lサイズも焚き火用ですが、こちらは主にお湯を沸かす鍋として使用しています。
Lサイズでは約3リットルのお湯を沸かすことができます。
焚き火の火を見て癒されながら、その火を活用してお湯を沸かします。
キャンプではお湯があることで様々なことができます。
- 温かい飲み物を作る
- お皿の汚れを落とす
- 顔を洗う
- 足湯を楽しむ
- など
お湯であったかい飲み物を作ったり、寒い日には足湯も楽しめます。夜は寒くなくてもあったかい飲み物があるとホッとするものです。
こびりついた食器があればお湯を浸して取ることもします。
また、秋や冬にはシンクの水では冷たくて顔を洗うのも辛いですよね。この沸かしたお湯を水と割ってぬるめのお湯にすると、顔を洗うのがとっても気持ちよくなります。
そして、1番の楽しみが足湯!足湯バケツにお湯と水を割り入れて足湯をするのです。
焚き火をしながらの足湯。ただ火を見るだけでも心落ち着きますが、さらに癒しをプラスしてくれます。
また疲れた足を温めて血行を促進してくれます。足元が暖まれば、夜はぐっすりと眠ることもできるでしょう。
値段がお手頃
ダグの焚火缶は楽天市場では3点セットで5170円で販売されています。手に入れやすいこの価格もオススメのひとつです。
ここまでは「ダグ焚き火缶」のメリットについて紹介してきました。
とはいえ、デメリットもいくつかあるので紹介しておきます。
ダグ焚き火缶のデメリットは2つ
ダグ焚き火缶のデメリットを紹介していきます。ダグ焚き火缶のデメリットは2つあります。
- フタがこびりつきやすい
- 鍋に注ぎ口がない
こびりつきやすい
ダグのフタはフライパン、食器としての使用も可能ですが、フライパンとして使用するとこびりつきやすいのでフライパンとしての使用はあまりおすすめしません。
スープやするものであれば問題ありませんが、目玉焼きやお肉などを焼くとこびりつきやすいので注意が必要です。
鍋に注ぎ口がない
鍋に注ぎ口がないので、お湯を注ぐ際にこぼさないように注意が必要です。
中には自分でまげて注ぎ口を作ってしまう人もいるようなので、工夫次第では気にならないかもしれません。
注ぎ口があればそこから灰や虫が入ってきてしまうので、そういったリスクを避けるためにも注ぎ口はなくてもいいのかもしれませんね。
料理も足湯も楽しめるダグ焚き火缶はあり!
焚き火を楽しみつつ、料理や足湯も同時に楽しめるダグ焚き火缶を紹介してきました。
しっかりと足湯まで満喫したら、最後は小さくなった火を眺めて楽しみます。これが私の焚き火キャンプの夜となります。
見るだけではない⁈焚き火を最大限活用することができるグッズを紹介させていただきました。
ぜひ皆さんも焚き火を活用して楽しんでみてくださいね。